空へ、風にのって、上にあがっていくような発展性を願う凧(いかのぼり)。
全国に千を超える結社のなかで、唯一無二の存在を目指す俳句会です。
凧俳句会の主宰の永沢達明です。
当会の創設者、前代表の山田天さんの逝去により、令和4年(2022年)9月、継承しました。
前代表のご遺志を途切れることなく継ぎ、会の発展につくして行く所存です。
山田天さんの当俳句会に対するお考え、思いを残すため、また自らの日々の活動の源とするため、以下の天さんの遺文をとどめたいと思います。
代表のあいさつ文
凧(いかのぼり)俳句会のサイトにご訪問いただき、ありがとうございます。代表の山田と申します。
俳句は感動や発見を詠むものですが、凧では内なる思いを眼前のモノに託して詠むことを指針としています。また、季語(季題)の力を信じ、深い思いを平明に表現することによって臨場感のある俳句を詠むことができると確信しています。これらの理念の下、新しい俳句を目指してまいります。
この俳句会では文法など難しいことは言いません。俳句を楽しんでいただくことが1番と考えております。
季節折々の美しさを五感で味わうため、みんなで外へ出て、知らない草花の名前を教え合ったり、同じ景色を見ても全く感じ方が異なる面白さ、「あの人はこのような句を詠んでいるんだ」という発見をする。日常の感動したこと、発見したことを一句の中におさめるというのは単純なようで大変奥深いことです。
凧の目指す方向性に共感してくれる方
いつでもご参加お待ちしております。
Profile
永沢 達明(ながさわ たつあき)
経歴
- 昭和63年
- 「海道」入会
岩松草泊に師事
- 平成7年
- 「円虹」入会
山田弘子に師事
- 同平成7年
- ホトトギス入会
稲畑汀子に師事
- 平成19年
- ホトトギス同人
- 平成23年
- 大阪俳人クラブ常任理事